経営計画策定

経営計画の必要性

当事務所では経営計画の策定を行っております。

経営計画を立てる目的は「成り行き経営」からの脱却です。昨今の経済不況の中では環境の変化が早いため、経済成長期の時のように「成り行き経営」をしていては不況のうねりに飲み込まれてしまうことでしょう。

まず自社の現状を認識し、将来の目標を設定して常に目標値と現状を比較しながら、自社の行動を決定する。

このような「戦略的経営」を行うためにはどんな会社にも経営計画が必要であると当事務所は考えております。    

経営計画の分類

戦略経営に必須の経営計画策定の流れは大きく3段階に分けることができます。

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①長期経営計画

長期的なビジョンに基づき、経営者の「将来はこういう会社にしたい」という思いを反映し経営計画を策定します。

②中期経営計画

現状と中期的なビジョンに基づき、ある程度の明確な目標を設定し、その目標達成のシナリオを反映し経営計画を策定します。

③単年度経営計画

長・中期の経営計画を単年度に落とし込み、長・中期の目標を達成するための単年度目標を反映し経営計画を策定します。

さらに経営計画を策定しただけでは大きな意味はありません。計画と実績との比較による早期問題点の発見と修正を日々行うことが大切です。つまり経営計画を生きたものにするためにはP・D・C・Aサイクルによる経営管理をしなければなりません。

P・D・C・Aサイクルとは?

①P(PLAN:計画)

その名のとおり計画を立てることです。経営計画策定は出発点です。

②D(DO:実行)

計画した数値、行動を実行することです。

③C(CHECK:検証)

計画数値、行動と実際の数値、行動を比較し、計画と実際の差異要因を検証し、原因分析をすることです。

④A(ACTION:対策)

検証し、分析した原因を改善するための対策を検討します。ここでその対策を打つ計画を立てるため「PLAN」に戻ります。当事務所は毎月お客様を訪問しPDCAサイクル確立のお手伝いもさせていただきます。